「逃げ恥」がギャラクシー賞月間賞を受賞、結婚や夫婦の本質の描き方が高評価

 

 優れた番組に贈られる「ギャラクシー賞12月度月間賞」が20日に発表され、女優の新垣結衣(28)が踊る「逃げ恥ダンス」が話題となった、TBS系の10月期ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜・後10時)などが受賞した。

 海野つなみさんの同名マンガを原作に、「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・森山みくり(新垣結衣)が、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)と「仕事」として契約結婚。お互いを意識し出す―というラブコメディ。視聴率は伸び続け、最終回の12月20日には平均視聴率が20・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 同賞を選考する放送批評懇談会は、「この物語の核心は、平匡と、それに答えたみくりの丁寧かつ誠実なセリフではないだろうか。契約結婚という設定から、結婚や夫婦の本質が浮かび上がってくるストーリー構成は見事だった。主人公2人のやり取りが、恋愛に不器用な現代人を巧みに表現していた」と選評。原作者と脚本家にエールを贈りたいと高評価した。峠田浩プロデューサーは「結婚から恋愛を除くと夫婦には何が残るのか、夫婦に必要なものは・・・。海野つなみさんの描く素晴らしい原作を大切に、キャスト・スタッフ一同そんな思いでこのドラマを作りました。『結婚や夫婦の本質が見えてくる』という評価をしていただき、このような賞をいたけたことは大変光栄です」とコメントした。

 12月月間賞には、ほかに日本テレビ系ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」や、12月19回に放送したレギュラーでは最後の放送となった「SMAP×SMAP」、12月17日放送のNHK・ETV特集「「今よみがえるアイヌの言霊~100枚のレコードに込められた思い~」」が選ばれた。